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WindowsでWebObjects運用(その5)


Monitor(JavaMonitor)の設定とWebアプリ起動
JavaMonitorは,WebObjects運用環境の設定を行うWebアプリケーションです。JavaMonitorを使ってWebアプリを運用するサーバ(wotaskd)の環境設定,運用するWebアプリの設定,Webアプリ起動のスケジューリング設定などを行うことができます。

ローカルで稼動しているJavaMonitorにアクセスするときのURLは
http://localhost:56789/scripts/WebObjects.exe/JavaMonitor.woa」になります。
JavaMonitorの起動・停止は「管理ツール」→「サービス」の「Apple WebObjects Monitor 5」から行うことができます。

参考:Mac OS X Serverで稼動するJavaMonitorについてはこちら

JavaMonitorの設定(1):環境設定
JavaMonitorの「Preferences」タブのページで下記の設定を行うことができます。

1)パスワード設定(Monitor Password)
JavaMonitorにアクセスするときのログインパスワードを設定します。
パスワードを設定しなかった場合,JavaMonitorにアクセスすると直ちに設定の閲覧・編集を行えます。

2)リフレッシュ設定(Detail View Refesh Settings)
詳細情報を表示したときの,情報ページのリフレッシュのON/OFF及びリフレッシュ時間を設定します。

JavaMonitorの設定(2):ホストの登録
JavaMonitorの「Hosts」タブを選んで,WebObjects運用版をインストールしたホスト(wotaskdが稼動しているホスト)を登録します。
この設定は,稼動するWebアプリケーションを登録するより前に行っておく必要があります。
設定手順:
1.「Add Host」ボタンの後ろのテキストボックスに登録するホストのホスト名またはIPアドレスを入力します。
2.登録するホストのタイプをポップアップメニューから選びます。
3.「Add Host」ボタンを押して,入力したホストの行がリストに追加されれば完了。

JavaMonitorの設定(3):HTTPアダプタの設定
JavaMonitorの「Sites」タブを選んでHTTPアダプタの設定を行うことができます。

1)アダプタURL
HTTPアダプタのフルパスを登録します。
WindowsでISAPIアダプタ(Windows.dll)を使用する場合,アダプタURLは
「http://ホスト名/cgi-bin/WebObjects.dll」となります。

2)アダプタ設定
負荷分散などについての設定を行います。(設定したことがないので略)

3)警告メール
SMTPホストと宛先メールアドレスを設定しておくことで,HTTPアダプタがエラーを検出したときに警告メールを送ることができます。ただし,25番ポートへSMTP認証なしでメール送信するのでスパム対策が厳しい環境ではメール送信に失敗する可能性があります。

JavaMonitorの設定(4):Webアプリケーションの登録と起動
JavaMonitorの「Applications」タブを選んで,運用するWebアプリケーションを登録します。
登録手順:
1.事前に運用版のWebアプリケーションを開発環境でビルドし,Windowsサーバに転送しておきます。
2.「Applications」ページの下の「Add Application Named」テキストボックスに登録するアプリケーション名を入力し,「Add Application」ボタンを押します(ここで指定したアプリケーション名が,アプリケーションにアクセスするURL名に使われます)。
3.「Configuratiion Application "アプリケーション名"」ページに移動するので,「Path」→「Windows」のテキストボックスにWebアプリケーションの起動スクリプト「.CMD」ファイルまでのパスを設定します。(Path WizardによりGUIでパスを指定することもできます)
4.「Path」行の「Push」ボタンと「Update for New Instance Only」ボタンを押すことで入力を確定します。
5.それ以外の「New Instance Defaults」パラメータの値についてはこちらを参照してください。
6.「Configuratiion Application」の設定が終わったら右上の「Detail View」ボタンを押して,Detailページに移動します。
7.画面下の「Add」ボタンの後ろのテキストボックスに,起動するWebアプリのインスタンス数を入力します。続いて「on host:」の後ろのポップアップメニューでインスタンスを稼動するサーバを指定します。(ここでリストアップされるサーバは「Hosts」タブのページで登録したものです)
負荷分散を行わない場合,インスタンス数は1です。「Add」ボタンを押すと,リストにインスタンスの行が追加されます。
8.インスタンス行の「Start-Stop」列の青いボタンを押すと,インスタンスの起動が始まります(レバーが上がってOFFからONに変わるアニメーション)。「Status」が「ON」になれば起動完了です。このときのステータスの変化を早く反映させるには「Refresh Now」ボタンを押します。
「Auto Recover」がONになっていた場合,青いボタンを押さなくても一定時間が経過すると自動でインスタンスの起動が始まります。
9.動作確認
StatusがONになってWebアプリの起動が成功したら,Detail画面のWebアプリ名がリンクボタンに変わったはずです。このリンクボタンをクリックするとWebアプリが起動してWebアプリのトップページが表示されるはずです。
この状態で,WebObjects運用環境でのWebアプリの稼動が開始しています。
起動に失敗した場合,StatusがONになりません。この場合は運用環境の構築ミスやJavaのバージョンの不整合がないかを確認してください。また,開発環境で正しく起動するか,起動する場合は運用版をビルドするときのパラメータが開発版と同じかを確認してください。
(Mac OS X ServerなどUNIX系のOSでは,Webアプリのパーミッションが原因で起動できないことがあります)

ここまででアプリケーションが正常に起動できれば,このままアプリケーションを運用環境で稼動させることができます。

■関連情報
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